このブログで何度か個人輸入について書きましたが、どれも日本に直接発送してくれるケースでした。しかし、お店によっては配送先をアメリカ国内に限定している場合があります(そっちのほうが多いかも)。そうすると今までのように簡単には個人輸入できません。

そんな時、自分の代わりにアメリカ国内の住所で受け取って、日本に向けて再発送してくれるのが「転送サービス」です。調べてみるといろいろな会社がありますが、今回は大手運送業者の日通が運営している「転送eペリカン」の使い方と、実際使ってみた感想を紹介します。


 !!重要なお知らせ(2013/03/02更新)

【重要】 諸般の事情により、3月31日をもちまして、転送eペリカンサービスを終了させていただきます。

日通「転送eペリカン」

このページでは日通「転送eペリカン」の会員登録方法を紹介していましたが、上記のように2013年3月いっぱいで終了となってしまいました。以下の記事は参考までにご覧ください。


日通「転送eペリカン」を選ぶ理由

まず、たくさんの転送業者の中から日通を選んだ理由を説明します。

1.転送料金が良心的&わかりやすい。

比較対象があったほうがわかりやすいので「転送 アメリカ」などと検索するとたいてい上位に表示されるスピアネットを引き合いに出してみます(自分自身は利用したことがないので、サイト上の情報による比較)。

スピアネットは転送料金が比較的安いので人気があるようです。では、それに比べて日通は高いのでしょうか?

最安料金

日通 $28~(5品まで・送料込み・燃料サーチャージ別途)
スピアネット $9~(10品まで・送料別途$25~)

ぱっと見ると日通が高く見えます。しかし、よく見ると送料込みの値段なんですね。最初は勘違いして、なんでこんなに高いんだろうと思っていました。

上記の送料は基準となる重量が違うので、「5Kg・10Kg・25Kg」それぞれの場合で計算してみましょう(追加料金無し)。

5Kg 10Kg 25Kg
日通 50+5=$55 75+10=$85 150+25=$175
スピアネット 9+47=$56 9+75=$84 9+134=$143

※日通は「転送料金+燃料サーチャージ」スピアネットは「転送料金+送料」の合計です。
※スピアネットは上限25Kgですが日通は30Kg(料金は175+30=$205)まで送れます。 


10Kg以下ならほとんど差がありませんが、燃料サーチャージを足すと、結構な差額ですね…しかし、スピアネットより安い!というより、そんなに高くないですよーということが言いたかったのです(もっと高い業者もたくさんあるので)。

料金のわかりやすさ

日通の場合転送料金計算機というものが用意されているので、商品の重量やサイズが分かっていれば、オプション料金も含めてかなり正確に計算できます。他の業者では、細かいオプションが多く、ズラズラっと書いてあるだけのことが多く、結局いくらなのか分からなくなったりします。

またオプション料金も比較的低価格なので、条件によってはスピアネットよりお得かもしれません。

2.大手運送業者ならではの安心感・信頼

転送料金も重要ですが、個人的に重視したいのはこっち。

転送業者では、検品・転送料金算出のために、箱を開けて商品チェックをしたり、再梱包したりという作業をします。大切な荷物ですから、その作業で何かあったら困ります。実際、荷物の取り扱いに慣れていない業者とのトラブルは、沢山あるようで検索するといろいろ出てきます。

日通の場合、運送業者として昔からの実績があるので、その道のプロとして他の業者よりも信頼が出来ます。ネットで調べた感じでは、ひどいトラブルも無いようです。

また、転送作業はアメリカの支店で行なっていますが、母体はしっかりとした日本企業ですので、万が一トラブルがあっても、誤魔化されて泣き寝入りという結果にはなりにくいのも大きなアドバンテージだと思います。

※実は今回、その「万が一のトラブル」があったのですが、逆にサポートの速さと確実さを証明できました(笑)詳しくは以下で説明します。

また、先に書いた料金計算機など、複雑になりがちな手続きを単純明快にしようという努力がみられ、初めてでもかなり安心して使えると思います。

日通「転送eペリカン」で転送してみる

簡単に説明すると以下のような流れです。

  1. 日通「転送eペリカン」のユーザー登録
  2. ショップで注文
  3. 日通「転送eペリカン」のサイトで、転送依頼
  4. アメリカ日通支店に荷物が届き、検品後日本へ発送
  5. 日本到着&通関後、日通便で登録住所に配達

内容は変更される可能性もあるので、公式サイトとあわせて御覧ください。

1.日通「転送eペリカン」のユーザー登録

さて、ここでいきなりですが、お知らせ。

誠に勝手ながら2012年6月1日より、会員登録は日通の引越ご利用の方もしくは会員のご紹介の方に限定させていただきます。

日通「転送eペリカン」

なんでこういう仕組みになったのかは不明。

この記事を読んで転送eペリカンを使いたいけど、登録してないし、日通の引越しを使ったこともないという方は、僕が紹介者になります。

紹介お申し込みフォーム

転送サービスが終了となったため、メールフォームも閉じさせて頂きます。


 準備ができたら、こちらのページでユーザー登録してください。特に難しいことはないと思いますので、詳しい説明は省きます。

登録が終わると専用の会員ページにログインすることができます。

2.ショップで注文

自分で選んだお店で注文します。

日通の会員ページに自分専用の住所(私書箱のようなもの)が記載されているので、送り先にはそれを使用します。アメリカの州の名前(State)がORと略称になっているのですが、オレゴン州(Oregon)のことです。

また、買った商品の価格・数量・商品ページURLなどの情報を日通の方に登録しないといけないので、しっかり記録しておいてください。

3.日通「転送eペリカン」のサイトで、転送依頼

日通の会員ページの「オーダー登録」から、注文した商品の情報を登録します。「日通さん、こんな商品が届くので転送お願いしますー」という事前連絡のようなものだと考えてください。これを忘れると最悪、不明な荷物として破棄されます

入力の仕方や注意点について公式の丁寧な解説(PDF)がありますので、目を通しておくことをおすすめします。

また、これとは別にショップから届いた購入明細のメールを、日通に転送しておく必要があります。

登録のタイミング

ところでこの転送依頼ですが、ショップ側の発送が遅く、登録から1ヶ月ほど経っても荷物が届かないと取り消されます(されました)。
その場合メールなどで連絡すると復活してくれますが、手間なので、注文後すぐではなく、発送を確認してから登録でも遅くないと思います(もちろん日通に荷物が到着する前には登録しておいてください)。

4.アメリカ日通支店に荷物が届き、検品後日本へ発送

無事日通に荷物が到着すると「お荷物確認のお知らせ」メールが届き、転送準備に入ります。ここで中身が合っているかどうか検品したりして問題があれば連絡が来ると思います。

発送完了後に「お荷物発送のご案内」メールが届きます。荷物の重さ・サイズ・転送料金などが記載されているのでしっかり確認します(今回トラブったのはここなので)。

発送が終われば、届くのを待つのみ。

5.日本到着&通関後、日通便で登録住所に配達

届くまで気になるようなら、トラッキングナンバーで確認しましょう。
今回は土日を挟みましたが、5日で届きました。

転送料金と関税・消費税は配達時に代引で支払います。

これで無事到着!

転送業者をはさむと割高な上に複雑になりそうなイメージでしたが、意外とあっさり届きました。ただし、送料は「アメリカ国内+アメリカ〜日本」と、どうしても二重に掛かることになるので、送料が安いもしくは無料になるお店で買い物するのが安く上げるポイントです。


さて、届いた荷物も間違いなく、ここまでは良かった…しかし何か違和感…

転送料金の計算ミス!

なんか転送料金が高いなーと思ったのです。購入前に試算した時はこんな金額じゃなかったはず…と。

よくよく明細と見比べてみると、実際に届いた荷物とこんなにも違いました。

重量 サイズ 金額
請求  23.5Kg 18 x 18 x 5 cm ¥14,383
実際 10Kg 46 x 46 x 13 cm ¥7,705

重さは倍以上なのにサイズが異常に小さく、明らかに測定ミスです。
どうやらこの数値は、それぞれポンド・インチを換算しないまま出てしまったもののようです。その証拠に、変換するとほぼ正しい数値になります。

どうせなら、逆に間違えてくれれば半額になったのに…(こらこら)と思いながらも、メールで連絡。メールのやり取りは、ほぼ当日〜翌営業日に返信が来たので、スムーズでした。

結果、どう考えても日通側の間違いと言うことで、すぐに差額分返金ということになりました(+クーポンも頂きました)。

なんで今回だけ変換されなかったのかは謎ですが、誠実な対応をしていただいたので、この件に関してはすっきり解決。どっちかというと、あたしゃ、いまだにヤードポンド法を使い続けているアメリカが憎いよ…


というわけで、トラブル時の対応も問題なしと判断できて、逆に信頼感が増した日通の転送サービス「転送eペリカン」。今後も転送が必要なときに利用してみようと思います。