日本ではキッチンのイメージが強いエプロンですが、木工などの作業着としても使われます。専用のものは、布が丈夫でポケットなども工夫されていて「ワークエプロン」と呼ばれたりします。エプロン姿の職人は海外に多いですが、皆さんもおそらくどこかで見たことがあるのではないでしょうか。

僕は以前から良いワークエプロンがないかと時々探していたのですが、先日ようやく理想のものを見つけたので紹介します。


作業着としてのエプロン

僕のお気に入りの品を紹介する前に、作業着としてのエプロンについて、個人的な考えを書いておきましょう。

作業着の役割

そもそもエプロンに限らず、作業着というのはなぜ必要なのか。大雑把に言えば以下の2つだと思います。

  1. 怪我や汚れ・埃等から体を守る
  2. 気持ちを切り替える

普通の服でも作業はできますが、汚れや埃を細かく気にしないですむ専用の服を決めて着たほうが楽です。また「褌を締めて掛かる」という慣用句があるように、着るもので心理的にON/OFFを切り替える効果も大きいと思います。

実際いままでは普通のTシャツなどで作業していましたが、どうしても上記の問題でモヤモヤが残るので、やっぱり作業着が必要だと感じていました。

エプロンの良さ

つなぎなど他の作業着と比較した時のエプロンの良さは、切り替えの早さと気楽さだと思います。上に書いたように気持ちを切り替えるという意味では、作業を中断するときに、すぐに脱ぎ着できると良いでしょう。また、好みが分かれるところですが、自分には上から羽織るという気楽さが性に合うようです。

AIDANA のワークエプロン

それでは持論を展開するのはこのへんにして、本日の品をご紹介。じゃ〜ん。

京都のハンドメイド革&布小物屋さん「AIDANA」の商品です。

先日、駒ヶ根高原もみじクラフトというイベントでぶらぶらと眺めていたところ、ふと目に止まったのがこのエプロン。最初にも書きましたが、常々「いいエブロンはねぇがぁ〜!」と探していたので、この実用本位のシンプルさにビビッと引き寄せられてしまいました。

近くでしっかり見て、お話を伺うと最初の印象どおり、よく作られていることがわかりました。例えば、肩が凝らないように肩紐の形状を重みが分散するようにしていたり、生地がよく使われる帆布ではなくヘリンボーンという丈夫な織り方だったり、といったことです。

製作されている店主のお兄さんも「自分で言うのもなんですが、このエプロンはいいですよ〜」と普段ご自身で使っているものを見せてくれました。肩紐のタンニン染めの革が、使い込まれて深みのある色になっていました。

これは肩紐のクロスする部分を固定するパーツです。買ったあとで気づいたのですが、このパーツが肩紐のズレを抑えてくれるので、自分のような撫で肩の人間でもしっかりフィットします。地味だけど、これはありがたい 笑

また、肩紐はボタンで留めてあるので、洗濯するときは外して洗えます。

遠目から見て「おっ!」と気になったのは、ディテールがしっかりしているということもあるのでしょうか。手作りの真鍮ボタンがいい味です。

自分の好みとばっちり合っていたので、ほぼ即決で買ってしまいましたが、久々にいい買い物をした満足感。これからはこのエプロンを着て頑張ります!