ひさびさに木工ネタ。
今のところ普段は木工をやってないので、なかなか書くことがないのです…

今日は、家にある古い和箪笥の抽斗がガッタガタだったので、修復みたいな事をしました(修復っていうと怒られそうなレベルなので)。


ところで、「引き出し」と「抽斗」ってなんか違うのでしょうか。
そういうところをよく知らないという詰の甘さ…

ビフォア

長年の使用で、側板が外れ、底板も写真のようにペロンとなってました。
そして、代々の使用者が、即席で修理した形跡がいくつか。

とりあえず壊れて困っているので、部材を変えたりせず、現状維持でちゃちゃっと修復。

なんちゃって修復開始。しかし…

最初は釘は一本も使わず、木釘で組んであったようですが、すでに前板をビスで強引に止めてあるし(トップ画像をよーく見ればわかるはず)…というか、まず木釘ない…という、さまざまな事情により釘で組み直すことにしました。

まず、側板を打っていきます。

トントントン…スコッ…(・ω・)

この感触は!空振り!下に何もないぞ!

でもおかしい。ちゃんと確認して余裕を見て釘打ったはずだし、腕が訛ったか…
と落ち込みそうになったのですが、よく見たら原因判明。

これは前板の木端を上下から撮った写真です。

上部は約16mm(和家具なので五分)で、まあこれはギリギリだけど普通の厚みかな。
ところが下は約10mm(三分)まで薄くなってます。

じっくり観察してみた結果、図にするとこんな感じになっていました。
抽斗を横から見たかたちです。

上部の状態を見て、下に釘を打ったので、ズレズレになってしまったようです。

そういえば、前も見たことあったような…
そのときはあまり気にしていなかったので、すっかり忘れていました。

で、なぜこんな風になっているのか。
僕は、たぶん「材料の節約」だろうと結論を出しました。違うかな?

知ってる人には当然の事かも知れませんが今日の発見。
どこかで使えそうなテクニックです。

そんなこんなで、完成写真を撮るのを忘れていましたが、抽斗はしっかり復活しました。